日本経済新聞、「もっと個人消費を」と悲鳴を上げる
本日(10/16)の日本経済新聞の社説を、お読みになりましたか? 題して「個人消費は工夫でもっと掘り起こせる」。 個人消費は工夫でもっと掘り起こせる:日本経済新聞 曰く、社会が成熟すると「国内の個人消費はもうあまり伸びな … 続きを読む →
View Article「ウォール街を占拠せよ」運動はアメリカでどう見られているか
ニューヨークの「ウォール街を占拠せよ」運動について、「日本経済新聞」が昨日の夕刊、今朝の朝刊と続けて好意的?な論評を掲載しています。書き手は、どちらもニューヨークの西村博之記者。 なるほどと思ったのは、「過剰な収益追求が … 続きを読む →
View Article産経新聞も、いいところまで近づいたんだけど…
これもすでにTwitterでつぶやいたネタですが、昨日の「産経新聞」の「日曜経済講座」に、勤労者世帯の所得がこの10余年で10%以上も減っているというグラフが載っていました。 勤労者世帯の所得がこの10年余でどんなに減少 … 続きを読む →
View Article共産党・志位委員長、欧州財政危機から日本の政権交代、共産主義の未来まで大いに語る
今日の「朝日新聞」オピニオン欄に、共産党の志位和夫委員長が登場して、東大教授の宇野重規さん(政治思想史)のインタビューに答えています。 質問はヨーロッパの財政危機から「なぜ、いま、マルクスなのか」、中国をどうみるか、政権 … 続きを読む →
View Article立場はまるきり違うけど 本日の日経「大機小機」
本日の「日本経済新聞」の「大機小機」。立場はまるきり違うけれど、これを僕なりにいえば、 日本の景気回復には国内需要の回復が欠かせない。 「このままだと日本もギリシャのように大変なことになる」というのは脅しである。 庶民増 … 続きを読む →
View Article「ソ連=社会主義」論に立つ限り展望は見えてこない
本日の「日本経済新聞」のコラム「大機小機」が、「左翼はどこへ行った」という題して、「資本主義がこれほど欠陥をさらしているのに、その批判者の左翼、すなわち社会主義勢力は、なぜか振るわない」と論じている。 左翼はどこへ行った … 続きを読む →
View Article資本主義に自浄能力は期待できるのか?
「日本経済新聞」の元旦社説は、清沢洌まで引っ張り出して、国家戦略による「資本主義の進化」を要求している。それに比べれば、同じ「日経」でも、大晦日のコラム「大機小機」の方がよほどまともなことを言っている。曰く―― 「先進国 … 続きを読む →
View Article主要紙の元旦社説を眺めてみました
主要紙の元旦社説や大型企画の読み比べ。 「日本経済新聞」の元旦社説に関連してはすでに記事を投稿したとおり。「日経」の特集「新年に考える」およびその他主要紙の元旦社説について呟いたものです。 「日経」新年に考える。特集2復 … 続きを読む →
View Article評価書に厳しい沖縄の世論
沖縄・普天間米軍基地の移設問題で、沖縄防衛局の無理やり提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書。内容が明らかになるにつれて、そのデタラメぶりに、さらに怒りの声が高まっている。 沖縄の地元2紙は「結論ありき」(沖縄タイ … 続きを読む →
View Articleこれはまさしくブルジョア的「土地国有化論」!!
本日の日本経済新聞「大機小機」は「土地保有株式会社のススメ」。 「思考実験」と断りつつ、「地区や町などの単位で、土地所有者が土地を現物出資して株式会社を設立する」という「土地保有会社構想」を取り上げている。株式会社が個々 … 続きを読む →
View Articleよくぞ言ってくれました 愛媛新聞「民意を削る愚策は許されない」
愛媛新聞が24日付の社説で、堂々と真正面から「民意を削る愚策は許されない」と指摘。 いわく、「そもそも定数削減は増税の前提としてふさわしいのかどうかを置き去りにしてはなるまい」。さらに、「定数削減は主権者である国民の代表 … 続きを読む →
View Article英ガーディアン紙 ”マルクスは銀行家のためにセラピーを提供などしない”
イギリスのガーディアン紙のサイトに、2月2日付で、こんな論評が掲載されておりました。題して、「カール・マルクスは銀行家のためにセラピーを提供などしない」。 経済危機で誰もがマルクスを取り上げるようになったが、マルクスは決 … 続きを読む →
View Article「決められない政治」のオンパレード
15日の民主党と自民・公明党の「合意」をうけて、各紙がいっせいに社説を掲げたが、「朝日」「毎日」「読売」が判で押したように「決められない政治」からの脱却だといって、礼賛している。 全国紙はいつから大政翼賛会になったのか? … 続きを読む →
View Article意思疎通の場を維持することが平和への望み —英FT紙社説
北朝鮮情勢に関連して、本日の「日本経済新聞」に、英フィナンシャル・タイムズ紙の興味深い社説が転載されています。 曰く、「ならず者国家と関係を持つことが不快であっても、平和への唯一の望みは意思疎通の場を維持することにある」 … 続きを読む →
View Article英フィナンシャルタイムズ紙、麻生発言を批判
麻生発言にかんして、日本経済新聞8月5日付が、英経済紙フィナンシャル・タイムズの論評を翻訳転載した。 FT紙の論評は、麻生発言は「与党自民党を牛耳る文化的保守派が修正主義の夢を捨てていないことを思い出させる」と指摘すると … 続きを読む →
View Articleこんどは沖縄の思いに本土がこたえる番だ
沖縄・名護市長選挙で、辺野古への基地移設反対を掲げた稲嶺ススム市長が圧勝した。 安倍首相は、沖縄県選出の自民党国会議員に無理やり「県外移設」公約を撤回させ、さらに仲井真知事に札束で埋立申請の承認を約束させたが、それがかえ … 続きを読む →
View Article英FT紙が社説「国家主義的傾向強める安倍首相」
英フィナンシャル・タイムズ紙が「国家主義的傾向強める安倍首相」という社説を掲載した。日本経済新聞電子版にその翻訳が掲載されている。 [FT]国家主義的傾向強める安倍首相(社説) :日本経済新聞電子版 日本の「集団的自衛権 … 続きを読む →
View Article宇都宮候補「次点」の意味は?
「毎日新聞」3月1日付朝刊の「メディア時評」欄で、京都大学の王寺賢太准教授が「都知事選『宇都宮氏次点』の意味は」という論評を書かれている。 メディア各紙は、都知事選の当選者が決まったあとも、舛添→細川→宇都宮の各候補者の … 続きを読む →
View Article米ニューヨーク・タイムズ紙、安倍首相の憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認を批判
米ニューヨーク・タイムズ紙が、8日付で、安倍首相が、憲法解釈の変更によって集団的自衛権の行使を容認しようとしていることを「憲法9条をないがしろにするものだ」と厳しく批判する社説を掲載した。 社説は、そうしたやり方は「は民 … 続きを読む →
View Article小林節先生、「政策が違う」論を一刀両断!
日本共産党の提案した「戦争法(安保法制)を廃止する国民連合政府」をめぐって、与党、野党、マスコミを交えて議論かまびすしいが、憲法学者の小林節氏が、「日本海新聞」のコラム「一刀両断」で、「政策が違うのに連合政権は…」という … 続きを読む →
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